4年越し

自分は怖がりですw
霊感などは全く無くて、今まで一度もそれらしいものを見たり、金縛りにあったことは無いんですが、とにかくダメです。
だから、スプラッター系やホラー系の映画なんかは誘われたって頼まれたって絶対に見ませんw


でも本は薦められると読んでしまうんですよね。
もっとも小説などの場合は映像作品と違って、ホラーといっても怖がらせること自体が目的ではないことが多い(気がする)からこそ読めるんですが・・・





最近、読書量がぐぐっと減ったんですが、昨日?今日?ある長編小説を読み終わりました。
それがこちら。

屍鬼(一) (新潮文庫)

屍鬼(一) (新潮文庫)

屍鬼(二) (新潮文庫)

屍鬼(二) (新潮文庫)

屍鬼(三) (新潮文庫)

屍鬼(三) (新潮文庫)

屍鬼(四) (新潮文庫)

屍鬼(四) (新潮文庫)

屍鬼(五) (新潮文庫)

屍鬼(五) (新潮文庫)

読み終わるのに1ヶ月近くかかりました。
何せ厚めの文庫本が5冊という長編だったので・・・
・・・と言っても、最初の2冊読むのに3週間ぐらいかかって、残りの3冊は今週中に寝る時間を削って読んでしまったんですが。
本当に面白い本は先の展開が気になって、寝るのを忘れるまであるよね(`・ω・´)
5冊目を読み終わったのは本日のAM5:00過ぎでした\(^o^)/


ホラー小説なので、なかなか手をつけることが出来ずにいること薦められてからはや4年w
読み始めは怖かったんですが、5冊目になると善悪表裏一体の展開が興味深くて、全く怖くなりました。
人間 vs 屍鬼
どちらが善でどちらが悪とも言えない。
・・・ってこの善と悪を判断する基準は神の視点になってしまっているわけですが。
屍鬼にとって人間はエサ。
捕食者に抵抗する被食者。
そこに善も悪もないのは当たり前。


かなり久しぶりに良書に出会った気がします。
自分に合わない小説・作者はいくら読んでもダメなんだということをあらためて思いましたとさ。